犬の年齢別に必要な栄養素とドッグフードの選び方
犬の食事はドッグフードが基本ですが、ドッグフードにも年齢に応じた違いがあります。
年齢別ドッグフードの違いは主に栄養素の違いですが、年齢の各ステージに合ったドッグフードを与えることが、いつまでも健康で長く生きるために必要です。
全年齢対応のドッグフードもありますが、栄養素の配合バランスを見ると子犬~成犬前半向きのフードもあれば、成犬後半~老犬向きのフードもあります。ステージに応じて切り替えるのが理想です。
このページでは、犬の年齢に応じた必要な栄養素・おすすめのドッグフード・ドッグフードの与え方についてくわしくご紹介します。各ステージのおすすめドッグフードもご紹介しているので、ぜひご参考にしてみてください。
犬の年齢別ステージの分け方
犬のライフステージは一般的に3段階に分けられています。
- 0歳~1歳までの子犬(パピー)
- 1歳~7歳の成犬(アダルト)
- 7歳以上の老犬(シニア)
犬種や大きさによって多少の違いがあり、大型犬は小型犬に比べて、体の大きさの割に心臓や肺が弱く、老化が進むのが早いということも分かっています。
この年齢の3つのステージによって、ドッグフードを選びわけ、愛犬が健康で長生きできるような食生活をつくってあげましょう。
子犬(パピー)のドッグフード
生まれてから1歳になるまでの1年間はこれからの体の構造をしっかりとつくっていく上で、とても大切な時期です。この成長期に必要な栄養が不足していたり、しっかりと食事をとっていないと、病弱な体になってしまいます。
子犬に必要な栄養素
AAFCO(The Association of American Feed Control Official)の分析データによると、授乳期(生まれてから2週間ほど)を終えてから1歳になるまでに子犬が必要とする栄養素はドッグフードの重さに対して以下の割合です。

- タンパク質(22.5%)
- 脂肪(8.5%)
- ミネラル(3.1%)
- ビタミンA 5000(IU/kg)
- ビタミンD 500(IU/kg)
- ビタミンE 50(IU/kg)
※IUはビタミンの単位です。
子犬に適したドッグフード
成長期には動物性タンパク質を多く必要とする為、肉類を多く含んでいるドライフードが適しています。
ウェットフードを与えたい場合はドライフードとの割合を3:1(3がドライフード、1がウェットフード)ぐらいにおさえましょう。
成長期用のドッグフードにはミネラルの栄養素の中でも骨の構成に大切なカルシウムが多く入っている傾向があります。
子犬のドッグフードの与え方
ドッグフードに記載されてある、容量をしっかりと守って与えることが大切です。
幼い時はまだ胃の作りが小さく、1回に食べられる量が少ないので、6ヶ月ほどになるまでは1日3回から5回程度に分けて食事を与えるのがよいでしょう。
食事を残してしまっても、無理に食べさせたりせず、回数を増やしてあげてください。ドッグフードを食べないからといって、トリートを与えたり、ドッグフード以外の物を与えてしまうと、栄養不足や過多になってしまいます。
もし食いつきが悪い時は、ドライフードをぬるま湯でふやかしてから与えると、ワンちゃんの食いつきもよく消化もいいのでおすすめです。
子犬のドッグフードの選び方・おすすめドッグフードについては以下のページで詳しくまとめてあります。ぜひ合わせて読んでみてください。
成犬のドッグフード
成犬期は犬の成長段階で1番長い期間とされており、犬種やサイズに合った体重や体型を維持していくことが必要です。
成犬に必要な栄養素
必要な栄養素はタンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル、水などがあり、バランスよく摂取していくことが大切です。
ビタミンの必要摂取量は同じですが、成長期と比べると必要な栄養素の割合が変わってくるのがわかります。

- タンパク質(18%)
- 脂肪(5.5%)
- ミネラル(1.5%)
成犬に適したドッグフード
成犬期にはいるにつれて、愛犬の好みに合わせてドライフードやウェットフードを選んだり、新鮮なチキンやターキー、サーモンなどの動物性タンパク質を与えることも推奨されています。
また犬種に合わせたドッグフード選びが大切です。
モモの場合は運動量が多い犬なので、多少カロリーが高めでもなるべく質のいい動物性タンパク質を多く含んでいるドッグフード選びをしていました。
成犬のドッグフードの与え方
1歳をすぎ、大人になってくるにつれて、1日2回の規則正しい食生活を整えることが大切です。なるべく、毎日決まった時間の朝と夜に食事を与えましょう。
勢いよく噛まずに食べてしまうわんちゃんは、消化不良や嘔吐を避けるために、5分ぐらいの時間をかけて少しずつ与えるのもいいと思います。ゆっくりと食事をすることにより、必要な栄養素がしっかりと体に吸収するのを助ける働きもあります。
老犬(シニア)のドッグフード
シニアになってくるに連れて、体の変化が少しずつでてきます。運動量や代謝量が減ることで太りやすくなったり、胃腸が弱くなり消化機能も低下してきます。
関節が痛んだり、ケガや病気になりやすくなります。
老犬に必要な栄養素
AAFCOの記載している必要栄養価は成長期・シニア期共に同じで、全体的にバランスのとれた食事を与えることが大切です。
運動量が落ちてきたわんちゃんには低脂肪・低カロリーの物を選んだり、関節の健康のためにグルコサミンを多くとることも推奨されています。
また消化不良を起こしやすい小麦やトウモロコシなどの原料はさけ、米などを炭水化物の原料として取り入れることもおすすめです。
老犬に適したドッグフード
シニア犬用のドッグフードは少ない量でも高タンパクの物が多い傾向にあります。
また老犬になってくると抵抗力が落ちて、病気になりやすくなってくるので、なるべく着色料や添加物などの保存料が含まれていないドッグフード選びがおすすめです。
老犬のドッグフードの与え方
成犬時と同様に1日2回の規則正しい食生活をこころがけましょう。また歯が弱くなっていたり、抜けてきているわんちゃんはぬるま湯でふやかして、やわらかくすると食べやすくなります。ふやかすことにより、胃腸への負担も軽減し、消化にもよくなるようです。
またその日の運動量によって、ドッグフードの量を少しかえるのもよいと思います。
老犬のドッグフードの選び方・おすすめドッグフードについては以下のページで詳しくまとめてあります。ぜひ合わせて読んでみてください。





